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サイプラ社長日記
部品一つとっても この差
サイプラでは ブロー成形と言う 吐出した樹脂にエアーを吹き込んでボトルなど
作るブロー成形をしている。
その樹脂を吐出するための先端の部品をノズルとダイスと言うんだが
この部品は基本はこちらで成形機に合わせて、吐出寸法など経験でこちらで図面にして
近くの部品加工メーカーに頼むことが多いのだが、同じ図面で今回3メーカー様に作っていただいた
部品のクオリティーを比べてみた。
まずは3個並べてみた 穴径はそれぞれ違うのはしょうがないが
写真は 海外の加工メーカー と 会社近くの部品加工メーカー と 金型メーカー
の3社それぞれです。
皆さんどれがどのメーカーか わかりますか 見る人が見れば一発でわかるのだが (笑)
回答です
まずは写真左手にある部品 まー一番なんとなくわかる感じだが。加工品が光ってない
そして製品端面が 旋盤で削った跡が残ってすじすじが残ってる
これはおわかりの通り 海外メーカー品です。
で 次 一番右にある部品
さっきの製品より光沢もあり 旋盤の端面もすじすじ感が少ない
図面的にはどこも交差内で全然問題ない
しいて言えば 端面の穴付近に若干 旋盤あとが残ってる程度。
これは 近くの部品加工メーカーで作っていただいた物
で 最後ですが。
当然最後なので 真ん中の部品が 金型メーカー品です。
上の2個より 固い鋼材で作っていただいたので光沢があるのはしょうがないですが 国内部品メーカーとの一番の違いは 旋盤あとがでる端面を 平面研磨仕上げしてるとこです 図面には研磨指示してありませんが 金型屋さんの感覚の問題で 機能には影響しませんがやはり部品加工屋さんとはちがう感覚でクオリティー高いです。
写真部品の裏側はφ30の穴からテーパーでφ5に偏芯するのですが 国内部品メーカはそんな加工できるバイトあるかなと
迷っていましたが 金型メーカーさすがに普通にできますよって。
この部品ひとつとっても 図面にはないとこまで感覚を持っているのが金型メーカーてことでしょうか
まー難点は 少々 部品加工メーカーさんよりもお値段が (笑)
あと 3月17日 富山県ものつくり商談会 イン名古屋の出てきます 行く予定はなかったんですが
名古屋の企業様から逆指名がありましたので 。