ＰＥＴ樹脂って　

　またまた関係者話ですが　（笑）

ブロー成形でいろんな樹脂で成形してますが　後始末が悪い樹脂がＰＥＴ樹脂です。

なにが後始末が悪いかと言うと　樹脂が吐出する　ダイスとノズルとゆう部品があるんですが

金型を交換するときに　当然この部品も交換しますが、射出成形と違って　このパーツ

ちんちんに熱い時のまま樹脂が付いたまま外します、そこまではいいのですが、このＰＥＴ樹脂

急速に硬化し始めます　当然すぐに樹脂をとらないと　樹脂まみれの部品となり　あとからこのＰＥＴ樹脂を

取ろうと思っても　一筋縄ではいきません　ですから　部品を取ったらすぐにスクレーパーなどで樹脂をはがします

でも部品の温度は250度から260度　

熱くて　ちんちんです　　

ですので軍手は2重にしてはめてます　それでも熱いので　ウエスなどかましてつかんではがします。

樹脂の付いてない状態のノズル　ダイス

ヘッドから　取り外して　樹脂をとりあえずアルミのスクレーパーで　取った状態　こんな状態でも取ったほう。

こんなアルミで作った　治具で取ってます

ＰＥＴ樹脂は2分もあれば塊でも硬化してしまうので上の写真も過熱したまま　1パーツずつはずして取った結果です。

でも　このままでは再度　成形するときのダメなので　硬化した残りの樹脂を　バーナーなどで炙って樹脂を再度

溶かしながらきれいに取り除きます。

でもひとつ問題があり　バーナーて　何千度となるので　あまり炙ると部品は焼きなまってしまうので

最小限の時間で残りの樹脂をとりたいいですが。

で、、、、

最近やってるのが　熱を加えず　強制的に取る方法

旋盤に部品を加えて　回転させ　アルミのスクレーパーを刃のようにいれて少しずつ取ってます

これだと熱での　焼きなまってしまう心配もありませんし　アルミのスクレーパーなので部品に傷がつく心配も

ありません。

他のブローメーカーさんで　ほかの方法もあるよとか　どうやってうまくとってるかよかったら教えてください。

で

話は変わりますが　先日長野に行った時に　メーカーの社長様に　千曲のおいしいラーメン屋さんに

連れてってもらいました。

場所は上山田温泉街にありました　浮き雲　てゆう　つけ麺がおいしい店だそうです。

面は太麺で　スープは魚介スープでさらに魚介粉が真ん中にかけてありました　味は　うま味のきいた濃厚でした。

自分はあまりつけ麺は食べないんですが　こんどからつけ麺もありかなと。

そして　　

ちゃくちゃくと進んでます　　　足場が完成しました。